「耳鳴り」チャットモンチー

耳鳴り

耳鳴り

非常に今更で申し訳ないんだけど
チャットモンチーの深みにハマってしまった。
きっかけはシングル曲「シャングリラ」が
頭の中で何度もリピートしてからであり
さらに音楽番組「ミュージックステーション」で彼女達のが出演して
Vo&Gtの橋本絵莉子(えっちゃん)のほんわかしたキャラクターと
それを全く感じさせない歌いっぷりとGtの歪みっぷりに
いろんな意味で衝撃を食らったりする。
で、そういえば7月に1stアルバムが出たんだっけということで
この「耳鳴り」を購入して耳にしたんだけどヤバい。
パッと言えば「女の子のROCK」なんだけど
「女の子の純粋でコアな部分」をROCKに変えて唄っているのだ。
メンバー自身全員がそれぞれ描いた詩の世界は
精神的な部分から恋愛の本音までありのままに表現してある。
でもそれがえっちゃんの奏でるギターノイズと不思議と合う。
最も印象的だったのは9曲目の「恋愛スピリッツ」で
相手を束縛したい女の子の感情がじっくりと流れ出ており
切なくもあり怖くもあって不思議な気分になる。
3ピースでグランジを思わせる正統派なROCK。
えっちゃんのVoは不思議と温かい。