「Young Machetes」The Blood Brothers

Young Machetes

Young Machetes

世の中いろんなHARD COREがあるけど
The Blood Brothersほど
極端で個性溢れる音を出すBANDはいないと思う。
彼等に「普通」という言葉は本当に似合わない。
Voはやや高い声(Johnny Whitney)と
かなり高い声(Jordan Blilie)と2人いて
間髪入れずにまくし立てるが如く
シャウトを応酬し合うというSTYLEを持っている。
そんな強烈な印象を残しているのにも関わらず
ここ日本ではマイナーな存在に位置する彼等なのだが
(初来日をドタキャンした上にレコード会社を移籍したから?)
輸入盤で入手した3rd ALBUMはとてつもない代物だった。
デビュー時の頃はやりたい放題の
HARD CORE BANDの印象が強かったけど
作品を重ねてるごとに音楽の「核」が根を張ってきて
やりたい放題ではあるけど音楽の質は向上している。
特にkeybordが音楽に色濃いアクセントをつけており
メロウな楽曲やリズミカルな楽曲を大いに盛り上げる。
ツインVoも叫びからハモりまでコンビネーションは完璧。
音楽を根こそぎブッ壊して再構築したかのような
自由度がズバ抜けて高いHARD CORE SOUNDとなっている。
特にメイン曲でもある3曲目「Laser Life」は
踊って狂って歌い上げる可笑しくて楽しめる1曲!!!
宴の幕は今、開かれた。