「GLOWSTICKS FOR CLUBBING BABY SEALS」INDORPHINE
Glowsticks for Clubbing Baby Seals
- アーティスト: Indorphine
- 出版社/メーカー: Rock Ridge Music
- 発売日: 2006/07/11
- メディア: CD
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やりたい者がやりたい音楽をやれば良い。
それが異なった種類であっても。
やりたいようにやれば良い。
この5人組BAND、INDORPHINEもまた
音楽をやりたい放題に暴れまくったBANDである。
のっけから猟奇的なHARD COREをブチかまして
Voも陽気に唄い、叫び、狂う。
ツインギターもノイズを鳴らし、リズム隊も弾け飛ぶ。
しかしながらこれだけでは終われない。
メロディアスに重厚なナンバーを歌いあげたと思いきや
いきなりRANCIDばりのPUNK ROCKをブチかます。
そしてとどめは衝撃の高いMETALチューンを落とすのだった。
METALにPUNKにHARD COREと次々と音楽を変えて
当たり前であるかのように進行する様が凄みがある。
そういう部分では印象に残るSOUNDだと思う。
しかし彼等は1つだけ惜しい部分があるのだ。
実の所、彼等の本質はブルージーなHEAVY ROCKである。
あれだけ多彩な曲を間に挟みながら
本質の部分の曲はいまいちパッとしないのである。
というのも異質な曲のインパクトがデカすぎるのだ。
全ての曲に何だかの一貫性があれば
それはそれで良かったけれど残念ながらそれが無く
曲の個性は強いのが多かったけどまとまりが無かった。
つまり「やりたい放題にやった音楽の悪い例」
と言っていいくらい非常に残念な1枚。
Voの変貌っぷりは良かったけどね・・・。
あと隠しTrack(約10分間にわたりメンバーが汚い声を発する)
がいろんな意味で酷すぎる(苦笑)。