「THERE IS NO SUCH PLACE AS AWAY」VERSUS THE NIGHT

「THERE IS NO SUCH PLACE AS AWAY」

最近の日本のLOUD ROCKは
ややMETALよりだ。
とは言っても「やや」なんだけど。
やはり日本人はPOPSが好きなわけで
POPSにHEAVY METALやHARD COREの
エッセンスを混ぜた曲とかよく耳にする。
それもありっちゃありなんだけど
結局はPOPSの要素が目立っちゃうわけだから
なんかMETALやHARD COREとは
大きく違和感が出ちゃったりする。
そんな中久しぶりにHEAVY METAL
もといMETAL COREらしいBANDが現れた。
それがこのVERSUS THE NIGHTである。
ツインギターの5人編成。
以前はTHE STIFFというBAND名で活動して
最近になってBAND名を改変したのだという。
(正直前のBAND名のほうが覚えやすい気が・・・)
注目はギターの片割れが純のイギリス人であるということ。
しかも全ての歌詞の作詞を担当しているのは彼である。
おまけにメインでスクリームを放つVoとは別に
ロディックなVoを担当しているというBANDの主要的存在である。
曲はブルータルとメロディックな2つの面を持ったMETAL CORE。
英国の個性を持ったMETALに日本の底力なるパワーが加わり
完成度の高い質を持ったアルバムとなった。
何よりもメロディである。
激情が最高潮に達するメロディが曲の魅力を盛り上げている。
英と和の饗宴。
また1つ個人的に気になるバンドが増えた。