「THE FEAR IS WHAT KEEPS US HERE.」ZAO

ZAO（ゼイオー）。←念の為だが「ザオ」ではない
これほどオーラのデカいBAND名も珍しい。
オーラだけではない。
そのBANDの歴史も長くアルバムも
オリジナルでは８枚目である。
メンバーチェンジも多くオリジナルメンバーは一人もいない。
しかしながら長くやってきているBANDである。
そしてこのBANDこそ"METAL CORE"の元祖である。
ZAOのアルバムは前作
「THE FUNERAL OF GOD」も購入したが
暴虐なVoを中心としながらメロディックな旋律を加えた
実に"METAL CORE"らしい"METAL CORE"な１枚であった。
しかしながら今作はプロデューサーを新たに変えて
NIRVANAやNEUROSISを手がけたSteve Albiniを機用。
しかし驚いたもんである。
作り手が変わればここまで変わるものかと。
メンバーチェンジがあって
ギターがシングル編成になったとはいえ
別のBANDでも聴いているかのような気分になった。
１曲目からDARKで残虐なリフが繰り出し
アルバムは一気にカオスの世界に変わっていく。
今作はひたすら暗黒に染まったかのような音を繰り出してきたのだ。
中には完全にカオティックと化した曲もある。
一部ではZAO本来の姿に戻ったとの声もある。
しかしながらこの闇に染まりきったサウンドには感服である。
カリスマは只では転ばない。
　
　
　
「BURRN!」のMINISTRYのインタビューが面白すぎる。
インタビュアーまで意気投合しちゃってるし。
やっぱエ●ビスよりMINISTRYだろ。