「THE STENCH OF REDEMPTION」DEICIDE

ザ・ステンチ・オブ・リデンプション

ザ・ステンチ・オブ・リデンプション

意外だと思うんだけど
DEICIDEを聴くのはこれが初。
ブルータルデスメタルの中でも
長い歴史を持つBANDであり
フロントマンのGlen Benton(Vo,Ba)は
生粋のアンチクライストでありカリスマ的存在である。
・・・と書いてはいるが実の所彼の存在を初めて知ったのは
去年出たROADRUNNER RECORDSの25周年記念盤
「THE ALL-STAR SESSIONS」ROADRUNNER UNITED
でそのドスの効いたDEATH VOICEに驚愕したものである。
彼自身のキャラクターも発言からして相当の極ワルではあるが
しっかりと自分の信念を貫いている辺りはさすがである。
(ちなみに彼は2児の父親でもある)
さていざDEICIDEの音に初めて触れてみたが
呆然とするほどに度肝を抜かれた。
本物のアンチクライストが放つ衝撃は半端ではない。
GlenのVoは狂暴に満ち溢れた咆哮で轟かせ
Steve Asheimの放つブラストビートは止まることなく揺るがせる。
そんな凶悪な衝撃の中で鳴り響くギターがまた凄い。
今作からギタリストが交代して
CANNIBAL CORPSEのJack Owenと
ICED EARTHのRalph Santollaが加入。
このRalph Santollaが実にクセ者で
ロディックメタルで慣らしてきた鳴きのあるメロディを
見事に暴虐無尽なサウンドの中で弾きこなしている。
負けじともう1人のギタリストでもあるJackもメロディをなびかせ
この2人のツインリードはメロデス並に良く出来ている。
しかしながら狂暴なる印象が崩れないのは
リズム隊の生み出す徹底したブラストビートと
Glenの邪悪に満ちたDEATH VOICEからなのであろう。
サタニストは完璧なる狂暴である。
 
 
 
BLACK METAL BANDのDISSECTION
の中心人物Jon Nödtveidtが自殺したそうだ。
97年に殺人幇助の罪で投獄されて去年に復帰して
今年アルバムをリリースして解散。そして自殺。享年31歳。
ちなみに上記のDEICIDEのGlenは
過去に「33歳になったら自殺する」と言って
後に「誰だって死にたくないだろ」と否定している。
死んでカリスマとなるか、生きて新たなる道を開き続けるのか。
どっちがカッコ良いんだろうね。
Dissection - Fan page for the black metal band
 
 
 
某大型ショッピングセンターのトイレに行ったら
子供がアレを我慢できなかったみたいで
トイレの前の通路から中まで見事にアレだらけ。
地獄絵図とはまさにこのことだった。
ちなみにアレとはアイドルがするかしないかで議論の元になるアレです。