「This War Will Last Forever」MENDEED

ディス・ウォー・ウィル・ラスト・フォーエヴァー

当たり前のことだけど
音楽というものは年を重ねるごとに
進化を続けているわけで
METALの世界もまたしかり。
というわけでまた新しい要素を兼ね備えた
HEAVY METAL BANDが現れたわけで
出身がありそうで無かったスコットランドである。
平均20歳の５人組、MENDEED。
結成は2001年でメンバーチェンジも無し。
まさにMETAL界の若き血潮であり
音も若干荒削りな部分はあるものの
曲に関しては凄く興味を引かれる部分がある。
というのも基本はMETAL COREでTHRASH系の要素が強い。
これは他のバンドと変わらない。
ところが別の曲では突然、北欧のPOWER METALを思わせる
スピード感溢れてメロディアスな曲調になる。
かと思えば次の曲ではBLACK METALの如く
SATANICなリフにブラストビートが弾け飛ぶ。
さらに終盤には10分を越える曲を持ってくる。
要するにMETAL COREをベースに
いろんなHEAVY METALの要素を折り混ぜ込んでいるのだ。
若いBANDだからこそできるオリジナル性の探求心が
ここぞとばかりに溢れたアルバムである。
最初にも言ったように荒削りな部分は確かにあるけれど
何か爆発的な要素を芯に含ませているような
METAL界における新たなる息吹を感じさせるバンドである。
これこそが第一歩の瞬間。
　
　
　
明日はいよいよDEATH METAL TERROR Vol.3及び
UNITEDのLIVEです。
イベントとは言え大御所のLIVEで
こんなもん配って良いのかと思う内容の
フリーペーパーを持ってはせ参じまするのでよろしく。