「Laws Of Rebellion」SHELLSHOCK

ロウズ・オブ・レベリオン

ロウズ・オブ・レベリオン

Switch Ooooooooooon!!!!!!
この咆哮と共に叩きつけられるノイズ。
脳天からアドレナリンを沸かせるには十分な衝撃だ。
そんなインパクトを放つ連中の名はSHELLSHOCK
最近自分のラジオで
LINKIN PARKを世に出したのはオレ」
と再三自慢しまくった有島博志氏の率いるレーベル
Grind House Recordingsから新たに出たBANDがこれだ。
彼等はUKのワトフォード出身の4人組。
UKのLOUD ROCKといえばSikth*1がいるが
そのSikthもまたワトフォード出身のようで
このアルバムはSikthのメンバーがMixに参加した1枚である。
のっけから強烈な個性を吐き出す彼等の音楽は
HARD COREにデジタル系の音を混ぜたLOUD ROCK 。
要するにFEAR FACTORYのような音楽性だが
注目はそのデジタル要素で
ドラムン・ベースを主体にした踊れるSOUNDに仕上がっている。
言わば踊れるFEAR FACTORYってわけだ。
それもEnter Shikariのような「混ぜた音」と違い
曲の展開を違和感無く間髪容れずに変えていき
予測不能の刺激の強いHARD COREに仕上げている。
時折メロディアスなVoも入っており
聴き難いようで実は聴きやすい内容になっている。
惜しむらくはそのメロディアスな部分が
HEAVYな部分に比べて非常に弱く
全体的にマイナーなオーラが張り巡らされているって所。
まあキャッチーな要素は少ないがショッキングな要素はかなり大。
デジタルな刺激を求める方には最適である。
暴れて、踊れる。

*1:最近Voが2人とも脱退したらしい。非常に残念だ。