「DELIVER US」darkest hour

Deliver Us

Deliver Us

大抵のDEATH METALもしくは
METAL COREのBANDのビジュアルは
黒シャツにジーパン(もしくは軍パン)といった具合に
それなりに強靭なビジュアルを持っているのが多いが
このdarkest hourのビジュアルに関しては
どう見てもEMOやってそうな風貌である意味インパクトがあった。
しかしながら彼等の曲は
AT THE GATES(復活!!!)の影響を得た
ブルータルなMETAL CORE SOUNDを展開していた。
だけど今回は何かが違う。
まずはGtが2台ともにMETAL度が増して
よりHEAVYにかつメロディアスな音になっていること。
さらに曲の所々にサンプリングが入っており
メタルコアというよりはむしろメロデスに近い音になっている。
SOILWORKのような音になってるなと思ったら
ブックレットを見て納得。
今作のプロデュースがDevin Townsendだったのだ。
壮大でかつ異色な音を奏でる奇才で知られるDevin 。
今作も彼にしかできない手腕を存分に発揮している。
特に5曲目「A PARADOX WITH FILES」
は完全にDevinの世界。
クリアでサイケデリックな作風がBANDの新たな一面を引き出せた。
またBAND演奏の音も鮮明になってBaもはっきりと聴ける。
これまでのdarkest hourのキャリアの中で最もMETALな一枚。
だけどBAND本来の凶暴性は全く失われてないから大丈夫。
七色の爆音撃!!!