CDレビュー3月分

ワールド ワールド ワールド

ワールド ワールド ワールド

「ワールド ワールド ワールド」ASIAN KUNG-FU GENERATION
前作の1枚通してスッと聴ける完成度は凄かったが
今回も聴いて真っ直ぐに引き込まれてしまった。
1曲ごとに個性ある楽曲が華々しく躍動して流れ出す。
繊細で濃密な唄とメロディに心が揺れて溢れ出す。
すなわち桁違いのROCK SOUNDってことですよ。
HELL IS EMPTY,AND ALL THE DEVILS ARE HERE [ボーナストラック&ボーナスライブ映像3曲収録・日本語解説付き国内盤] (YDSI-0028)

HELL IS EMPTY,AND ALL THE DEVILS ARE HERE [ボーナストラック&ボーナスライブ映像3曲収録・日本語解説付き国内盤] (YDSI-0028)

「HELL IS EMPTY,AND ALL THE DEVILS ARE HERE 」ANAAL NATHRAKH
イギリスの打ち込み入りMETALIC GRIND COREの新作。
ブッ飛んでるな。つうか「狂い」の域を越えたつうか。
GRIND COREの「狂暴」とBLACK METALの「狂気」を
一瞬で混ぜてその場で吐き出して撒き散らしている感じ。
ってそのまんまやん!!!
Reach

Reach

「REACH」EYES SET TO KILL
男×3+女×2のSCREAMO BAND。
女性VoのCOOLで甘いVoを主軸に野郎のシャウトが飛び交う。
ありそうで無かった男女混合SCREAMOの決定盤。
何よりも男性Voがシャウト&デス声のみなのが良い。
VOI

VOI

「VOI」mudy on the 昨晩
残響レコード発のトリプルギター編成のPOST ROCK。
予測不可能な展開と独特の空気感と歪んだギターノイズ。
これら3つが見事に組み合わさって独特の音の世界を生み出す。
聴かせまくりの衝動型ROCK(唄抜き)!!!
Good morning,Punk Lovers

Good morning,Punk Lovers

「Good morning, Punk Lovers」BUGY CRAXONE
BUGY CRAXONE 。ぶっちゃげ久々ですが・・・
凄ぇカッコ良い。芯からROCKに染まってる。
尖っているけど色気もあるこのVoが響いてくる。
飾りっけの一つもない唯一無地のPUNK ROCK。
クロニクルズ・オブ・ア・リアル・ワールド

クロニクルズ・オブ・ア・リアル・ワールド

「CHRONICLES OF A REAL WORLD」YOUR HERO
イタリア、ローマのSCREAMO。これだけでも新鮮。
UNDEROATHのような衝動性とメロディを放っているが
このBANDの音からは不思議とPUNK ROCKな印象が感じられる。
甘く見てると痛い目に遭う底力。
Leaking of secret

Leaking of secret

「leakingofsecret」EMBARK
theory&practice records発のSCREAMO。
重厚な曲もあれば叙情的な曲もありと多彩。
色づけはあれど根はやっぱHARD ROCKだったりするんだわ。
Your Face Down Now

Your Face Down Now

「YOUR FACE DOWN NOW」HOPES DIE LAST
世界最小国のバチカン市国発のSCREAMO。
バチカンって・・・!それだけでも「買い」か?
しかしながらSAOSINのキャッチーな曲調に
限界ギリギリブッチギレの絶叫が絡み合う展開は
オーストドックスではあるが初動としては良い出来。
after all

after all

「AFTER ALL 」NATURE LIVING
theory&practiceの看板となりつつあるNATURE LIVINGのカヴァー集。
カヴァーだけど選曲がかなりマニアック。
しかしながらMADONNAの「Material Girl」は必聴。
どの曲も自分流に染まっております。
インフリクテッド

インフリクテッド

「inflikted」cavalera conspiracy
cavalera兄弟待望の再共演。
SOULFLYの「DARK AGE」を聴いた時も感じたけど
THRASHをやってるMax Cavaleraは最高に凶暴で凄まじい。
それはIggorの巧みで荒々しいドラミングにも言えることで
やっぱCavaleraの本質はTHRASHにあるんだと感じた。
Great White Whale

Great White Whale

「GREAT WHITE WHALE」SECRET&WHISPER
SAOSINに続くハイトーンVoのEMO ROCK 。
演奏はMETALICで荒ぶるROCK SOUNDであるが
これでもかと伸びまくった声で歌い上げるVoが
あっという間に楽曲を神聖で眩しいEMOへと変貌させる。
それにしてもなんでLOUD PARK???
ア・センス・オブ・パーパス

ア・センス・オブ・パーパス

「A sence of purpose」IN FLAMES
やはり前作がBRUTALだったから
必然的にMELODICなテイストが目立つ1枚になったわけで。
なんだかんだ言って良い曲作るわな〜と思うわけで。
「真のVocalistならScreamもMelodicも同時にやらんかい!」
というAndersの職人魂が冴えぎった1枚。