「FIRST IMPRESSIONS OF EARTH」THE STROKES

「FIRST IMPRESSIONS OF EARTH」

決してHEAVYではない。
だからといって甘くも無い。
古いようで新しい。
親しみやすいがトゲもある。
それが自分のSTROKESを気に入っている理由である。
音よりも曲の方が凌駕しているSTANDARD ROCK。
それがTHE STROKES である。
そのSTROKESの音源を遂に手にすることができた。
前から“今回は違う”という話は聞いていたが
ここまでやって来るとは思わなかった。
コーヒーとタバコが似合うROCKはどこへ行ったのやら。
ひたすら感情が篭った“濃い”ROCKへ生まれ変わった。
Julian Casablancas の吐き出すVoが半端じゃない。
黒く歪んだビートもまた半端じゃない。
濃いノイズが弾き出すサウンド
しかしながらマイペースで独特の空気を持った
曲の個性は以前とは変わらないままなのはさすがだ。
そして2つの個性あるギターが最も良い形で
組み合わさっており芯まで響くサウンドとなった。
でもなんだかんだ言いながら
結局は唯我独尊のROCKをやってのける辺りが
このBANDの凄いところで良いところ。
Albert Hammond Jr. なんかもう渋すぎて最高。
 
財布を家に置いてきて通勤途中の親父から金を借りる。
マジで凹む。