「THE GRAND MACHINERY」CONSTRUCDEAD

ザ・グランド・マシーナリー

ザ・グランド・マシーナリー

最近METAL分が不足しておるので
モロMETALなバンドを投入したりする。
スウェーデン発のデススラッシュバンド
CONSTRUCDEAD。
代表的なメンバーはドラム担当のErik Thyselius。
去年に発売したアルバム「TERROR FOR SALE 」で
完全に本家SOILWORKを食ってしまったTERROR2000
のドラマーであることでも名を知れている。
そのドラミングはパワフルでスピードに長けており
バンドに無くてはならない実力派ドラマーだ。
その彼が在籍する本家BANDであるが
初期はSOILWORKにかなり精通したものが多く・・・・・・
いや、モロにSOILWORKサウンドであった。
2ndアルバムではバンド自身の個性を引き出すために
曲調に凶暴性を全面的に加えたが
それでも初期のイメージはかなり濃かった。
またこのバンドは偶然か否か
アルバムを出すごとにVoの交代劇が起きてしまい
バンド本来のイメージをなかなか形成できずにいた。
そのせいかこのバンドはメロデス及びデススラッシュの
数あるバンドの中でも比較的目立たない位置にある印象があった。
しかし今回は違う。
このアルバムでそのバンドは一気にその個性を爆発させた。
まず新加入したVoのJens Broman がこれまでのVoの中でも
最も凶悪で毒のある個性を持ったVoである。
そして1・2曲目がスラッシュなサウンドでは無く
ブルータルな展開の曲調になっているのが
このアルバムの良い所である。
非人間的かつ殺傷能力の高い攻撃力を持ったサウンド
CONSTRUCDEADが今その牙を全てに見せ付けた瞬間である。
 
 
 
会社のオフィスのゴミを集める作業の途中
中から退職届の封筒を発見して
現代社会のリアルな事情が見えた。