「CRISIS」ALEXISONFIRE

Crisis

Crisis

ついにここまで来たか。
スクリーモの黎明期である2003年辺りに
彼等の1st ALBUM
ALEXISONFIRE」を耳にした。
メタル色の強いギターサウンドとスクリームVoの爆発ぶりに
また凄いバンドが現れたと思わず心が踊った。
複雑な曲展開でマイナー向けのサウンドではあったが
そのバンドは強烈な第一歩を踏み出した。
そして2nd ALBUM「WATCH OUT!」はまさに衝撃的だった。
ギターサウンドとスクリームはそのまま変わらず
キャッチーながら強烈なパンチを食らわす曲調は
BANDの存在を知らしめるには充分すぎる逸材だった。
そしてこの3枚目である。
バンドのターニングポイントは3枚目に在り。
この3rd ALBUMでバンドは一つの完成を得たのである。
ツインギターの5人編成。
メインVoのGeorge Pettitはスクリームを兼任。
ロディックVoはギター担当が2人とも唄っている。
透き通った声で唄い上げるDalls Green 。
しゃがれた声が魅力のWade Macneil 。
今作はこの3人のVoの掛け合いが見事に曲を盛り上げている。
特にGeorgeのスクリームは絶大で
過去最高の攻撃力であるといえよう。
4曲目「BOILED FROGS」とかは
三者三様のVoが見事に絡み合い聴く者を感心させる。
曲もただキャッチーだけであっても複雑でもない。
静かな緊張感を保ちながら泣きのサビに入る展開は見事。
最も強烈なのはタイトル曲「CRISIS」で、
全編ほぼGeorgeのスクリームが無尽に暴れまわり
聴く者をあっという間に引きつけたまま終わる衝撃的な1曲である。
長い経験を得て様々な音楽を吸収して
バンドは一つになり傑作を生み出したのである。
やはり只者ではなかったんだ。
 
 
 
CDを買う時間を削って
ようやくBLIND HATEのHPを更新。
LIVE写真をまとめて公開しているんだけど
何枚かあまりにも意味不明すぎて
どういう形で公開するべきか考え中のもあったりする。
 
その中の1枚

 
 
 
一体これを
どうしろと!?!