「Water plant」susquatch

Water plant

Water plant

まず印象的なのがこのアートワーク。
ジャケットの植物はパセリだろうか。白バックに緑の植物。
さらに帯や内面まで緑色に染まっており
自然で自由奔放なイメージだ。
このsusquatchの音楽もまさにそれである。
ジャケから想像するとthe band apartWRONG SCALE
のJAZZとPUNKを融合させたROCKかなと思うが
実際はさらに複雑でリズム隊は確かにJAZZのように自由奔放だが
GtはメロディアスでVoは爽やかで透明感のある。
PUNKというよりはACIDMANのようなART ROCKに近い。
なんといっても透き通ったコーラスワークが素晴らしい。
演奏の一体感も完成度が高く複雑なフレーズも見事にこなす。
しかし最大の聴き所は2曲目の「3cords」。
特にサビの部分。
3コードのリフに合わせて爽やかなVoが流れ一気に駆け抜ける。
それ以外の部分は複雑にできているのにこの部分は凄くシンプル。
で、グッと惹きつけられるからよく出来ている。
ROCKでありながら実にスッキリとしてクール。
草原で聴きたい一枚。